「楽天モバイル」と「Rakuten UN-LIMIT」
楽天モバイルとは?
楽天モバイルとは、楽天が運営する携帯会社です。格安SIMやAndroidスマホを取り扱っています。
2020年4月7日までの旧プランでは、自社回線を持たず、他社(ドコモ・au)の通信回線を借りてサービスを提供していました。
- 「Rakuten UN-LIMIT」プランの通信料金が3大携帯キャリアより安い
- 楽天カードで支払うとポイントが貯まる。貯まったポイントで通信料金を支払える
- 楽天市場での買い物時のポイント倍率が上がる etc…
「Rakuten UN-LIMIT」とは?
楽天モバイルがこれまで提供していた旧プランは、2020年4月7日に新規受付を終了しました。現在は「Rakuten UN-LIMIT」のみのプランとなっています。
新プラン「Rakuten UN-LIMIT」では”楽天独自回線”の通信を利用することになります。
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)以外で初めて、楽天が自社回線(「楽天回線エリア」)を持ちましたが、新プラン「Rakuten UN-LIMIT」で使用する範囲はまだまだ限られております。
そのため、「楽天回線エリア」が使えない範囲では、まだ「パートナーエリア」(auの通信回線を借りている)で依存しています。
- 楽天回線エリア…楽天回線独自で提供 (詳細は後で解説)
- パートナー回線エリア…au回線で提供
メリット・デメリットでも詳しく解説します。よく確認してから契約してください!
「Rakuten UN-LIMIT」を利用すべき3つのメリット
楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT」のメリットは3つを紹介します。
【メリット1】 初期費用を抑えながら(最大25,000ポイント還元)、利用料金が1年間無料(300万人対象)
初期費用を抑えながら(最大25,000ポイント還元)
現在「Rakuten UN-LIMIT」を契約すると、楽天ポイントが最大で25,000ポイント還元されるキャンペーンが行われています。(2020年11月30日現在)
- 新規、MNP契約+Rakuten Linkの利用で「5,000ポイント付与」
- 対象製品+プランセット購入で「最大20,000ポイント付与」
利用料金が1年間無料(300万人対象)
「Rakuten UN-LIMIT」の通常プラン料金は2,980円です。(※料金ページ)
現在、300万人を対象にプラン料金が1年間無料となるキャンペーンを行なっています。
さらに、楽天モバイルはいつでも解約できて、しかも解約手数料もかかりません。
【メリット2】 Rakuten Linkアプリで「国内電話がかけ放題」、楽天回線エリアは「完全データ使い放題」
Rakuten Linkアプリで「国内電話がかけ放題」
専用アプリ「Rakuten Link」を使用して電話やSMSをする場合、【国内から国内】、【海外から国内】であれば、全て無料で利用可能です。(スマホや固定電話へも”かけ放題“)
「Rakuten Link」アプリとは、音声通話やSMSなどが利用できるアプリです。どれだけ使ってもデータ通信量も消費しません。
楽天回線エリアは「完全データ使い放題」
「Rakuten UN-LIMIT」では、楽天回線エリアなら高速で完全データ使い放題 となっています。
現在、楽天回線エリアは(2020年10月現在)
- 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
- 大阪府、京都府、兵庫県
- 愛知県
の一部の地域となっています。
※これは逆に言うと、1つの大きなデメリットになります。
パートナー通信エリアでは
- データ通信量が月5GBまで使用可能
- 超過後は最大1Mbpsで使い放題
となっており、十分なデータ量を使うことが出来ます。
また、楽天回線エリア内であっても電波の繋がりにくい時は、au回線が利用される。
- 地下鉄などの地下エリア
- 屋内アンテナがない大型商業施設
- 自宅のトイレとか(後日のレビュー記事で説明予定) etc…
【メリット3】 海外66の国と地域でもインターネット・SMSが無料
「Rakuten UN-LIMIT」は海外でもお得に使うことが出来ます。中国人の私にとってはとてもありがたいサービスです!!
対象になっている「海外66の国と地域」
- データ通信(月2GBまで)
- 通話&SMS(Rakuten Linkを使用)
などを、全て無料で利用することができます。
その他のメリットは?
楽天経済圏のサービスを普段利用しているなら、よりお得になる。(別記事で解説予定)
契約する前の注意点(デメリット)
「Rakuten UN-LIMIT」は契約する前に注意するべき点が大きく3つあります。
「楽天回線エリア」はまだまだ範囲が狭い。電波が不安定なことがある
首都圏だけで見ると、かなりカバーできている感じですが、やはりまだまだサービス範囲が狭いのが実情です。また、電波が不安定なことも多いようです。
楽天回線エリアが日本全国に広がるのは?
実際に、楽天がネットワーク構築にかなり力を入れています。今後1年でエリアが大幅に拡大する予定としています。
回線を提供する基地局の整備は2020年に入って加速しています。
- 2020年3月は計画値3432局→約4400局と上回る見込み
- 2021年3月の計画値8600局→大幅に前倒しで実現に向けて動いている
(出典:ITmedia Mobile)
iPhone(iOS)はサポートになっているが、制限機種・制限機能がある
利用できるiPhone機種は以下通り:
利用できる ◯ | 利用できない × |
iPhone SE(第2世代) iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone 11 iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR |
iPhone X iPhone 8 iPhone 8 Plus iPhone 7 iPhone 7 Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6 iPhone 6 Plus iPhone SE (第 1 世代) etc. |
iPhoneを使おうと考えている人は、事前に公式ページを確認してください。
楽天モバイルでiPhoneは使える?使えない?(※他の対応端末)
サポート体制がまだ追いついていない
他のサービスと比べると、楽天モバイルのサポート体制はまだ整っていません。
SNSの口コミからもわかった、楽天モバイルのサポートの問題点について以下にまとめました。
- 電話窓口につながりにくい
- チャット担当者の知識レベルがいまいち
- たらい回しにされる
- 端末が届くのに時間がかなりかかる場合がある
- 端末に不具合が出ても解決してくれない
まとめ
2020年11月現在、300万人を対象に1年目はプラン料金が無料となっています。
- キャンペン中に契約すれば事務手数料も無料
- いつでも解約可能・解約手数料も無料
ということなので、気に入らなければいつでも解約できます。
今使っている携帯と別に楽天モバイルを契約し(携帯2台持ち)、1年後に不要なら解約すれば、費用がほとんどかからないので、契約するのはアリ!!
コメント