前回では、楽天モバイルのメリットとデメリットを紹介しました。今回は、現在自分が契約している楽天モバイルの直近のデータ利用状況を公開します。データ使い放題の実態はどうなっているでしょうか。
また、契約前であっても、楽天回線エリアを確認する方法をご紹介します。
まだ契約に迷った方がいれば、参考にしていただければと思います。
楽天モバイルの回線エリア
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の魅力と言えば、データ通信が無制限に使えるところです。しかし、「パートナー回線エリア」を使うと、データ通信は月に5GBまでしか使えません。
前回のおさらいですが、楽天モバイルでは、エリアによって提供される回線が異なり、使えるデータ通信も違います。
エリア | 回線 | データ通信 |
楽天回線エリア | 楽天 | 無制限 |
パートナー回線エリア | au | 5GB/月 |
※画像の濃いピンクの場所は楽天回線エリア。薄いピンクの場所はパートナー回線エリア。
契約する前には、楽天モバイル公式サイトにて、自分の活動地域が楽天回線エリアなのか、何となく把握できます。
「自宅と会社は楽天回線エリアにあるからネット使い放題だ!」と思って契約しましたが、実はそう簡単なものではありませんね。
楽天回線エリアで使っていても、楽天回線に繋がらないことがあるのです!!
8月1日~8月13日の全エリアでは、データ利用量が6.20GBでしたが、パートナー回線エリアで2.2GBも使いました。
楽天回線エリア&パートナー回線エリアのそれぞれのデータ利用量はこちら:
写真が少し見にくいので、表にしてみました。
データ使用量(日別) | 楽天回線エリア(GB) | パートナー回線エリア(GB) |
8月1日 | 0.98 | 0 |
8月2日 | 0.20 | 0.95 |
8月3日 | 0.21 | 0.35 |
8月4日 | 0.04 | 0.29 |
8月5日 | 0 | 0 |
8月6日 | 0.73 | 0.09 |
8月7日 | 0.40 | 0.38 |
8月8日 | 0.05 | 0 |
8月9日 | 0.08 | 0 |
8月10日 | 0.16 | 0.10 |
8月11日 | 0 | 0 |
8月12日 | 0.32 | 0 |
8月13日 | 0.81 | 0.06 |
いかがでしょうか?楽天回線エリアのはずなのに、使用データ量の1/3ぐらいは、パートナー回線エリアのでした。
ちなみに、私の家は神奈川県の楽天回線エリア内ですし、東京山手線周辺で務めているので、会社も楽天回線エリア内です。8月に入って、8月6日以外はすべて在宅勤務しているので、あまり出かけてもいません。
それでも2.2GBをパートナー回線エリアで使われているんです!ショック!!
せっかく楽天モバイルでデータし放題を使いたいのに…
そんなことが起こらないためには、楽天モバイルを契約する前に、楽天回線の電波が自宅に届いているか確認する必要があるんですね。
楽天回線の確認方法(手順は簡単)
今持っているスマホで確認できますので、手順は結構簡単です。
iPhoneとAndroid携帯は、それぞれ操作方法が違うので、以下のように確認していきます。
(※楽天の対応端末)
iPhoneの確認手順
iPhoneの画面から、「1.設定」→「2.モバイル通信」→「3.ネットワーク選択」→「4.自動」をOFF
手順1:iPhoneのホーム画面にある「設定」を選びます。
手順2:「モバイル通信」を選びます。
手順3:「ネットワーク選択」を選びます。
手順4:「自動」を押してオフにします。
そしたら、その場所で使える事業者(電波)一覧ページが表示されます。
この画面上に「Rakuten」と表示されなく、「440 11」と表示されることもあります。ご注意ください。「440 11」という数字はPLMN番号です。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「Rakuten」と「440 11」はどちらでも楽天回線ですので、確認出来たら、その場所は楽天回線が使えることがわかります。
Android携帯の確認手順
Androidのホーム画面から、「1.設定」→「2.接続」→「3.モバイルネットワーク」→「4.ローミング設定」→「5.通信事業者」→「6.手動選択」
手順1:Androidの画面にある「設定」を選びます
手順2:「接続」を選びます。
手順3:「モバイルネットワーク」を選びます
手順4:「ローミング設定」を選びます
手順5:「通信事業者」を選びます
手順6:「手動選択」を選びます
事業者一覧ページが表示されますので、iphoneの時と同様、以下の「Rakuten」または「440 11」が表示されていれば楽天回線につながることがわかります!
まとめ
楽天モバイルを契約する前に、楽天回線につながるか確認する方法はわかったでしょうか。
この方法で楽天モバイルを契約する前に、自宅や職場など、よくスマホを使う場所で試してください。
前回の記事にも述べましたが、契約する前には、楽天モバイルのデメリットをしっかり把握したうえで、決めていただけたら幸いです。
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